Dr.新井の海外レポート8
ICOI Asia-Pacific section参加レポート
皆さまこんにちは。アーティスティックデンタル歯科医師・新井です。この度、学会参加のため東南アジア、カンボジアに行って参りました。カンボジアは僕も初めての訪問で、学会開催もかなり珍しいかと思います。学会での様子をご報告申し上げます。
学会が開催されたカンボジア・シェムリアップの街並み。大阪からは飛行機でタイ・バンコクを経由し約7-8時間の距離となります。とてものどかな感じです。自動車もたくさん走っていますが、バイクが主な移動手段のようです。2人乗りは当たり前、3人乗りなども見かけました。
今回の学会はICOI Asia-Pacific sectionという国際的なインプラントの学会で、その名の通りアジア太平洋周辺各国にて持ち回りで開催されます。昨年は日本、今年はカンボジア、来年は香港、といった感じです。
学会には今年もたくさんの方が参加され、会場は連日賑わっていました。
インプラントに関する最新の発表も多くお聴きすることができ、大変意義深いものとなりました。
学会ではニューヨーク大学の研修でお世話になったPalti先生にも久々にお会いしました。Palti先生ありがとうございました。
学会懇親会の様子。カンボジアには多くの寺院がありますが、今年の懇親会は寺院を貸し切って開催されました。ライトアップされた寺院はとても神秘的で、民族舞踊などもご披露頂き素敵な時間を過ごさせて頂きました。
カンボジア・シェムリアップという街には有名な世界遺産・アンコールワットがあります。息を呑むような美しさの上、その壮大で雄大な姿に心を奪われました。
アンコールワットは特にサンライズの時間帯が人気だそうで、学会開催前の早朝4時半に起床し訪れました。アンコールワットの向こうから差し込む朝日はとても幻想的で、アンコールワットの面影を神々しく浮き上がらせていました。
学会場ではインプラント治療に関する様々な器具や製品が展示されています。今回も日本では見かけない製品などにも触れ大変参考になりました。
今回の学会ではグループの先生方とご一緒にインプラントに関する研究発表にも参加させて頂きました。皆様ありがとうございました。
僕が所属するJAIDの先生方と学会の打ち上げです。日本食レストランも意外と多く、シメのラーメンが美味しい居酒屋でした(笑)。皆様お疲れ様でした!
カンボジアは熱帯気候帯に位置し、日中の気温は連日30℃越え、少し歩けば汗ばむ湿度で、日本の寒さに慣れていた頃合いの体には少々キツイ気候でしたが、インプラントに関する最新の報告や新製品にふれ、また発表にも参加させて頂き充実した学会となりました。また日々の診療に役立てて参る所存です。
なかなか行く機会のないカンボジアという国ではありますが、またいつかゆっくりと訪れてみたいと思う程、魅力のある国でした。