垂直性GBR
2008/02/25
07.垂直性GBR
Clin Oral Implants Res. 2007 Oct;18(5):620-9.Vertical ridge augmentation by expanded-polytetrafluoroethylenemembrane and a combination of intraoral autogenous bone graft and deproteinized anorganic bovine bone (Bio Oss).SimionM, Fontana F, Rasperini G, Maiorana C.
Department of Periodontology, School of Dentistry, University of Milan, Milan, Italy.
目的:人において垂直性骨造成を行なう際に、脱タンパク子牛ミネラルと自家骨を1:1に混和しe-PTFE膜と併用した場合の効果性について、組織学的、組織形態学的検討を行なった。
材料および方法:下顎の部分欠損症例7名の患者に対して10箇所の垂直性骨造成を前記のレシピを用いて行なった。27本のBranemarkimplantを植立した。骨造成した領域から11検体を生険し、組織学的および組織形態学的に解析した。
結果:治癒期間になんら問題なかったが、1部位のみ3ヶ月語に膜が露出した。アバットメント連結時にはいずれのインプラントも安定しており、硬い再生組織、臨床的には骨内に存在していた。組織学的には新生骨の生成と進行中の骨改造機転と脱タンパク子牛ミネラルを認めた。
結論:垂直性GBRにおいて、1:1比率に混和した自家骨と脱タンパク子牛ミネラルにチタン強化e-PTFE膜の組み合わせは有効であると判定した。