よく患者様から病気とインプラントについてご質問を受けますので、列記いたします。
よく患者様から病気とインプラントについてご質問を受けますので、列記いたします。
なお、このことはページに追加したいと思います。
インプラント治療で重要視しているのが内科的的診断です。
インプラント治療では骨の成長が止まった16歳以上の人であれば、年齢や性別に関係なくインプラント治療が適応できます。しかし、重度の全身疾患、慢性消耗性疾患を抱えた方には慎重に適応可能かどうかの診断が必要です。では、一般にどのような方がインプラント治療に注意が必要か列記いたします。当医院では、全身疾患の方や、ご高齢の患者様に豊富なインプラント治療の経験がございます。
1.糖尿病で血糖値のコントロールが悪い
インシュリン依存性糖尿病の方で、血糖値を良好にコントロールできない方は注意が必要です。HbA1cが8を超える方は、特に注意が必要です。しかし、食事療法や内服薬の投与、インシュリンの自己注射によって、血糖値に改善が現れればインプラント治療は可能です。
2.重度の肝疾患
急性肝炎、肝硬変などの方は手術できない場合がございます。内科の主治医の許可が必要になります。
3.心不全を伴う重い心臓病
重度の心臓病の方は、インプラント治療はさけるべきでしょう。
心筋梗塞については発作後半年以上経過している場合は、インプラント治療が可能な場合があります。一方、心臓弁膜症で人工弁置換術を受けた方や、不整脈で体内型ペースメーカーを入れている方は、主治医の許可が必要になります。
4.血液透析をお受けの重度の腎臓疾患
おそらく骨がもろくなっています。インプラント治療は避けた方が賢明でしょう。
5.その他の病気
極端な高血圧症や感染に弱い病気、重症の骨粗鬆症で骨密度が異常に低下している方は、インプラント治療は避けた方がよいでしょう。
問診の際には、できるだけお体の状態をお知らせくださいませ。