PRPと骨再生
2008/02/25
17.PRPと骨再生The International Journal of Oral& MaxillofacialImplants
July/August 2007
Volume 22 , Issue 4
Influence of Platelet-rich Plasmaon Bone Regeneration: A Histomorphometric Study in Rabbit Calvaria
Jesus Torres, DDS, PhD / Isabel Tresguerres, MD, DDS, PhD / Faleh Tamimi, DDS, PhD / Celia Clemente, MD, PhD /Enrique Niembro, MD, PhD / Luis Blanco, MD, DDS, PhD
本論文の目的はPRPが骨増殖に及ぼす影響をウサギの頭骸骨を用いて検討している。ウサギの頭蓋骨に10mmの皮質骨欠損を作り、一群はPRPを用いて、もう一群は用いずに2,4,6,8週間後に組織学的に骨増殖を検討した。結果としては2,4,6週間では有意に違いを認めたが、8週間以後は有意な違いを認めかなかった。PRPは4週間までには著名に変化を認めるが、それ以後はあまり変化がなかった。PRPは効果を認めないとの説が有力になってきているが、初期の細胞増殖に関しては効果を認めるが、長期的には無いとの説を裏付ける報告であった。