オトガイ棘上孔のマクロ解剖及びエックス線学的特徴
2008/02/28
01.オトガイ棘上孔のマクロ解剖及びエックス線学的特徴 Macroanatomic and Radiologic Characteristics of the Superior Genial Spinal Foramenand Its Bony Canal Giovani Vandewalle,MD,PhD/Xin Liang,DDS,MSc/Reinhilde Jacobs,DDS,PhD,MSc/Ivo Lambrichts,DDS,PhD
オトガイ棘上孔のマクロ解剖及びエックス線学的特徴 目的:オトガイ棘上孔の大きさ、位置、管の構造を知ることを目的とする。 材料および方法:380の屍体の下顎を対象に、オトガイ棘上孔の下顎基部からの距離、大きさを検討した。エックス線学的に本管の下顎切歯管との関係も検討した。 結果:98%に本孔を認めた。形状は円形もしくは扁平なじょうご型をしていた。舌動脈および舌神経の終枝が走行した。 結論:下顎正中におけるインプラント植立は神経血管系の損傷を起こす危険性がある。伊藤抄