セメント固定式インプラント上部補綴の、7セメントの維持効果および辺縁漏
2008/03/03
01.セメント固定式インプラント上部補綴の、7セメントの維持効果および辺縁漏洩Comparison of 7 Luting Protocols and Their Effect on the Retention and MarginalLeakage of aCement-Retained DentalImplant Restoration
Yu-Hwa Pan,DDS,MS/Lance C.Ramp,DMD,PhD/Ching-Kai Lin,DDS /Perng-Ru Liu,DMD,MS
目的:アバットメントにセメント合着した鋳造物のセメント強度と辺縁漏洩を判定することが目的である。 材料および方法:56のチタン製アバットメントと鋳造物を準備し7群に分けて、8検体を1つのセメントに対応させた。セメントはレジン系セメント3種(RES,RES-B,RES-B-P),レジン強化グラスアイオノマーセメント(GI)、ポリカルボン酸セメント(PCB)、アクリルウレタンセメント(UDM)、燐酸亜鉛セメント(ZP)である。検体は37℃湿度100%中に24時間置いた。その後加圧実験系と加温実験系に入れた。その後24時間0.5%フクシンに浸漬した。規格化された装置により鋳造物を除去し、セメントの破断力と漏洩を評価した。結論:メーカーが暫間用と指定したセメントはもちろん永久用と指定したセメントに比べて維持力が弱く、維持力はレジンセメントが最も強く、ついで燐酸亜鉛、ポリカルボン酸の順であった。暫間用セメントは高強度のセメントに比べて、漏洩を認めた。 伊藤